ブラッシングの贈り物
010話 ブラッシングの贈り物
(2006.07.18)
暖かくなって来ましたので、毎日の日課であるブラッシングの時間が長くなりました。
やってもやっても毛がクシについて、辞め時がわかりません。
いつも最初はグルグルと喉をならしている彼女も飽きてきて逃げ出したら終了という具合です。
その時の抜け毛、換毛期などはすごい量になります。以前これを集めていたことがありました。
というのも、彼女の抜け毛でミトンを作ろうとたくらんだのです。
毎日捨てるなら、これで手袋でも作れば誰かに自慢できるのでは?という考えと、 このかわいい相棒は絶対人よりは寿命が先に来ます。
ですから、彼女を偲ぶものが写真だけではなく、肌で感じるものが有ったならと、 これまたアホな事を考えたという次第なのです。
以前テレビで『オールド・イングリッシュ・シープドックの抜け毛でセーターを作りました。』 という番組を見た記憶があり、すっかり「猫でも手袋位なら出来るのでは?」と思ってしまったのです。
まず毛を集める事から始まったのですが、ブラッシングが習慣になっていなかった私も ミトン手袋の為と思えばブラッシングも面倒ではありません。
より多く集める為に身体中をひっくりかえして、きれいに毛をすいていきます。
スーパーの袋に半分も毛が溜まった頃に「どのくらい溜めれば片手が出来るのだろう?」 「集めた毛をどうやれば毛絲にする事ができるの?」とネットで探してみたものの 検索方法が良くなかったのか、動物の毛を糸にしていく方法は見つからなかったのです。
ですが、ここで諦めずに手で紡いでみることにしました。
かなり根気が必用で、手のひらが擦れて痛くなってきます。
通常の猫一匹分位の量に見えた毛も実際に紡いでみると、ほんのちょびっとです。
ここでいかに自分がアホなことをしているのかに気が付き、ほどなく2年間に渡り集めた毛はゴミ箱へ。
寿命まで集めれば猫の毛からミトン位は出来そうよね?と、 ブラッシングの時にゴミ箱に捨てる毛を見ては、諦めが悪く、ふと思ってしまうのです。
また集めてみました。
対比の為ボールペンを置いてみました。
- 作者:Sammy
- Sammy(サミー)ファーストネームからのあだ名をペンネームにしています。
1997年夏より、ちゃか郎(1997年8月生まれと推定・MIX・メス)を初めて自分の収入で養い、保護者となる。
(今まで、亀・金魚・サンショウウオ・セキセイインコ・文鳥・オカメインコ・ウサギ・犬等を飼った経験あり)
猫を飼うのは2回目だが、密接に向き合って生活する事で、良い飼主になろうと「愛玩動物飼養管理士」となる。
